日本で買える海外SIMとレンタルWifiで十分!?
こんにちは、Shantiです。年中海外をぶらぶらしている私。海外でのモバイル通信はどうしているのかというと、もうね、日本で買える格安海外SIMか、レンタルWifiが最強という結論に達しました…。
旅先にはいつもSIMフリー携帯を持っていくので、昨年は面白半分で、海外に行くたびに現地でSIM買ってたんですが、色々面倒!!!
そのため、最近はもう、なるべく現地でSIM調達しないで、そのぶん現地での行動を充実させる方向性に落ち着いています。
写真はすんごい待たされたローマのTIMという携帯ショップ。テルミニ駅の2Fにあります。
1ヶ月以内の短期滞在の場合は、日本で買える海外SIMとレンタルWifiで十分な場合も多いです。日本でモバイル通信を楽に準備しておいて、旅行をもっと充実させましょう!
長い記事なので、まとめから読むのもありです!
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このページの目次
海外現地SIMを買うメリットとデメリット
簡単にメリットとデメリットをあげてみます。
海外現地SIMを買うメリット
- 長期滞在には、やはり現地のSIMがベストレートの場合が多い。
海外現地SIMを買うデメリット
- 1ヶ月以内の短期滞在の場合、現地SIMが安いとは限らない
- 現地で最も通信が必要なのは到着した瞬間である
- 現地SIMは情報収集が命だが、パッキングしつつ調べるのは結構面倒
- 発行の手続きが面倒な国、即日SIM発行できない場合もある。
長期滞在には、やはり現地のSIMがベストレートの場合が多い。
国、期間によりますが、長期滞在の場合は現地での契約を見込んだ方が良さそうです。私の経験では、インドは現地契約(プリペイド)が安いです。
1ヶ月以内の短期滞在の場合、現地SIMがベストとは限らない
昨年イタリア、ポルトガルなどでSIMを4回買ってみました。 私が買ったイタリアとポルトガルのSIMはこんな感じ。
ポルトガル 2016年9月@リスボン空港「Vodafone」の場合
- LTE回線3GB、SMS・電話付き、30日間で17.49ユーロ
イタリア 2016年10月@ローマ、テルミニ「TIM」の場合
- LTE回線2GB、30日間、18ユーロ
レートにもよりますが、日本円で2000円強。
現地で最も通信が必要なのは到着した瞬間である
私個人として、日本でSIMなどの通信手段を手配することにした一番の理由はこれ。友達やタクシードライバーに会うとか、現地で最も通信が必要なのは到着した瞬間なので…。
空港にはツーリスト向けのWifiがあります。しかし、速度が出なかったり、日本のSIMでのSMS認証がうまく機能せず、全くwifiが使えなかったこともしばしばあります。
現地SIMは情報収集が命だが、パッキングしつつ調べるのは結構面倒
現地調達の場合はいつ・どこでSIMを買うのが良いか、情報収集が必要になります。空港でSIMを買える国、買えない国、空港のSIMがお得な国、そうでもない国があります。
日本は旅行者が多く、日々活発に情報交換されています。ですから、日本語で検索するだけでも、SIMの調達についてはある程度把握できます。
でも、これに結構時間を取られたりします。休暇・旅行前の貴重な時間がもったいないと思いませんか?
発行の手続きが面倒な国、即日SIM発行できない場合も。
インドはデリー空港で即日SIMが買えますが、それ以外では大体即日は無理だったり、手続きにいろんな書類が必要だったりします。
私の経験ですが、イタリアのローマでは受付のお姉さんがひどく手こずって、待ち時間も含めて2時間くらいかかりました。
さすがは悠久の国インド&永遠の都ローマですが、イラチの大阪人としてはもう少ししっかりしてもらいたい。というわけで、現地SIM調達はいつもスムーズとは限らない!!
ローミング、海外用SIMカード、レンタルWifiを比較してみる
現地でSIMを調達しないとなると、取れる手段は主に「日本で契約している携帯会社の海外ローミング」「海外用SIMをあらかじめ購入」「レンタルWifi」の3つになります。
海外ローミング、レンタルwifi、海外用SIMのコスト比較
値段は 海外ローミング>>レンタルWifi>海外用SIMといった感じです。それぞれ一長一短があるので、単純には比較できない部分もあります。
docomo | 海外パケホーダイ | 1980円〜2980円/日 2段階、24MB程度で上限料金へ | LTE回線 |
海外1dayパケ (事前申込が必要) | 980円~1580円/日 30MB/日 |
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au | 海外ダブル定額 | 1980円〜2980円/日 2段階、24MB程度で上限料金へ | LTE回線 |
世界データ定額 (事前申込が必要) | 980円 通常の契約容量が上限 |
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softbank | 海外パケットし放題 | 1980円〜2980円/日 2段階、24MB程度で上限料金へ | LTE回線 |
レンタルWifi | jetfi | キャンペーン中 350円/日〜(300MB) 通常アジア680円、グローバル980円 | LTE回線 |
日本で買えるSIM | Three PAY AS YOU GO | 1GB/1ヶ月 2000円〜 3GB/3ヶ月 2700円〜 | 3G回線 |
AIS SIM2FLY | 3GB/8日 1400円〜 | LTE/3G | |
Mighty SIM | 500MB/2600円 〜 (30日間有効) | 3G 150ヶ国以上 |
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海外ローミング、レンタルwifi、海外用SIMのメリット、デメリット
海外ローミング、レンタルwifi、海外用SIMのメリット、デメリットをそれぞれ上げていきます。
日本で契約している携帯会社の海外ローミングのメリット・デメリット
- メリット:手続き・準備が簡単、携帯会社のサポートを受けられる
- デメリット:高い・手続きにミスがあると高額請求が来る場合がある
海外ローミングは私の中ではセレブのためにあるものです。ただ、以前よりお値段が下がったのも事実。いざという時にはお世話になるかもしれません。
海外用SIMをあらかじめ購入
- メリット:手続き・準備が簡単、最も安い場合が多い、
- デメリット:現地で使える保証はなく、サポートもない、使い捨てになる、SIMフリー端末が必要
SIMフリーの携帯か、もしくは、SIMフリーのルーターに入れて使います。ルーターに入れれば、グループで通信をシェアすることもできます。 現在日本でお使いの携帯をキャリアショップに持っていけば、有料でSIMロック解除してもらえます。
レンタルwifi
- メリット:手続き・準備が簡単、SIMフリー端末を用意しなくて良い、短期間の旅行は日割りでお得。グループで使えばかなりお得
- デメリット:長期旅行の場合は高くつく場合がある
使い捨て型・周遊に便利な複数国で使える海外SIM
今のところは、私はThree(使用開始前には期限なし)をまとめ買い、AISを必要に応じて買っています。この2つで結構メジャーな渡航先がカヴァーされる感じです。
長期滞在を予定されている方は、海外で現地のSIM契約をする前の「つなぎ」として使用されるのが良いかと思います。
また、中国には香港の会社のSIMを持参すれば、FacebookやTwitterがいつも通り使えます。
どれも買う前に、Amazonの説明を熟読されることをおすすめします。設定とか何もわからないという人は大人しくレンタルWifiにしましょう。
Three PAY AS YOU GO
3G回線なので、動画を見る際などはちょっと遅いけど、大体はストレスなしで使えます。ヨーロッパ、AUS・NZ、香港、米国本土、マカオ等42ヶ国で使用できます。
AIS SIM2FLY
AISのSIM2FLYはタイの会社で、日本のAmazonでは「アジア 14ヶ国8日間」「」 または「世界66カ国15日間」の3種類のSIMが販売されています。4Gが使えると、後から追加で課金(トップアップ)して再利用できるので、私は最近はこちらをメインに使ってます。
中国に行くならFacebookやTwitterの使えるSIMを
私も香港・深センに遊びに行った際にお世話になったSIMです。いつもSNSが使えて助かりました。
便利なルーター
ルーターがあれば1枚のSIMで複数のガジェットから接続ができます。
チャージして繰り返し使える海外周遊SIM「Mighty SIM」
Mighty SIMは使い捨て型ではなく、プラン終了日から1年間使用可能です。都度チャージして使います。ThreeやAISのカヴァーしないマニアックな国に行かれる方、維持費はかからないので、1枚持っておかれてはいかがでしょうか?
世界100ケ国で使用可能、Mighty SIM
海外レンタルWifi
海外用のレンタルwifiはキャンペーン中価格だとjetfiがガチで安いです。料金体系もわかりやすいし、同時に5台まで使用可能。イチオシです。
jetfi
まとめ:日本で買える海外SIMとレンタルWifiが楽
- 長期滞在には、やはり現地のSIMがベストレートの場合が多いが、1ヶ月以内の短期滞在の場合、現地SIMが安いとは限らない
- 日本で手配しておけば、現地で最も通信が必要な「到着した瞬間」に通信が可能
- 現地SIMは事前の情報収集が命だが、調べるのは結構面倒、発行の手続きが面倒な国もある。
- 携帯3大キャリアの海外ローミングは1日1980円〜とセレブな強気価格
- レンタルwifiはjetfiのキャンペーン価格が大変リーズナブルでおすすめ。グループ・短期旅行にはレンタル一択
- SIMカードの扱いに慣れた方にはThree(欧州中心)、AIS(アジア中心)がおすすめ、長期滞在の場合、現地SIM契約までの「つなぎ」にも
- 香港のSIMを日本で買っておけば、中国本土でTwitter、Facebookもできる
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また、ユーロの最強の両替方法を探す記事を書いています。こちらも参考になれば幸いです。
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