2019年10月1日から、ゆうちょ銀行のATM振込無料回数が3回→1回に。どうする?
10月から、ゆうちょ銀行のATM振込無料回数が3回→1回に変わります。
新生銀行の制度改悪の記事を公開したところ、実はゆうちょ銀行のことが気になるという声を聞きました!
ゆうちょ銀行の制度変更の方も、どうやら影響が大きそうなので、対策がないか、調べてみました。
このページの目次
スポンサーリンク
ゆうちょ銀行の振込手数料の現状
ゆうちょ銀行で振込を行うには、ATM振込とネット振込がありますが、今回変更になるのは自行のATM振込です。(ゆうちょの提携ATMでは、下記の手数料に加えて提携ATM手数料がかかります。)
ゆうちょ自行宛 | 他行宛 5万円未満 | 他行宛 5万円以上 | |
---|---|---|---|
ゆうちょATM | 月3回→1回 以降123円 | 216円 | 432円 |
ネット振込 | 月5回無料 以降 113円 | 216円 | 432円 |
他の銀行では、ほとんどの場合、自行宛てのATM振込は有料です。 しかし、最近では、自行宛てのオンラインバンキングは完全に無料という銀行が多いです(メガバンクだと、UFJ、三井住友が該当)。
その点で、ゆうちょ銀行のこの条件は他行に比べて見劣りします。オンラインバンキングの無料回数の消費を嫌って、多少面倒でもATMでの振込をしていた人もいるはずです。
ゆうちょ銀行のATM振込回数をやりくりする方法
ゆうちょ銀行ユーザーは今後どうしたらいいのでしょうか?
ゆうちょダイレクトを使う
今までゆうちょダイレクトを使っていなかった人には特に有効な手段になります。食わず嫌いをやめて使ってみましょう。「自行振込回数が5回では足りない」という人は、他の方法を検討しましょう。
家族への仕送りには代理人カードを使う
ゆうちょ銀行では、同一口座用の2枚目のカード(代理人カード)が持てます。
ゆうちょ銀行では、自行ATMを利用している限り、出金と入金は常時無料です。もし、ATMを利用して家族への振込をしている場合は、振込を利用せずに、代理人カードで入金してしまえば、無料回数を気にする必要はありません。
私も学生時代、家族とのお金のやりとりにゆうちょの代理人カードを使っていましたよ。便利です。必要書類を持って窓口に行ってみましょう!
口座を複数持つ
ゆうちょ銀行は、「原則1人1口座」ということになっています。しかし、実は、2つ目の口座開設を認めてくれる場合があり、ネットでは結構クチコミがあります。口座が2つあれば、当然ATM振込が無料になる回数も増えます。
振込用に他の銀行を契約する
他の銀行の場合、他行宛てのオンライン振込の手数料は
- メガバンクのうち、UFJと三井住友は条件によって一定回数無料で利用できる
- ネット銀行の大部分で無料回数が設定されている
といった状況です。
ですから、手持ちの銀行口座をチェックして、これから減らされる2回ぶんの振替は、他の銀行から無料でできないか見てみましょう。
また、自分のライフスタイルに合いそうな銀行があれば口座開設をしてみましょう。
この記事で、ネット銀行のオンライン振込手数料についてまとめています。
ゆうちょ銀行は、自行ATMを利用している限り、出金と入金は常時無料です。 お財布がわりに頻繁に出金する口座はゆうちょ銀行に、振込の用途には別の銀行を使う、という使い分けをしてみてはいかがでしょうか。
こんな記事も書いています!
他にもこんな記事を書いています。ぜひ読んでいってくださいね。