事前に自分の好きなタイミングで両替可能なデビットカード
各社から出ている国際デビットカードの中でも、あらかじめ自分の好きなタイミングで両替して、外貨口座に貯めておけるものがあります。
国際デビットカードの総合情報の記事はこちらです。
ココがポイント
これらのデビットカードでは、円高の時に利用予定の外貨を交換しておいて、あとで円安になっている時に利用する…ということができます。外貨両替の手続きはオンラインで簡単にできます。
日本で発行できる事前両替できるデビットカード、主要3枚
通貨レートはお得?
これらのデビットカードの為替レートは、各銀行・カードの独自レートになります。 実は、通常の都市銀行やVISAカードの基準レートよりも良い場合が多いです。
どんな通貨が利用可能?
この事前両替は、各社で利用可能な通貨が決まっています。
両替して貯めておける、指定以外の通貨を利用する場合や、外貨口座に貯めておいた分を使い切った場合には、通常通り、そのカードの基準レート(VISA、JCB、Masterのレート)と手数料が適用され、ルールに従って他の通貨の口座から引き落としになります。
事前に両替できる国際デビットカードランキング
ソニー銀行 ソニーバンクウォレット
事前両替可能な通貨は10通貨(米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、スイスフラン、香港ドル、南アランド、スウェーデンクローナ)です。 ほとんどの場合基準レートより良レートです。 未成年は外貨両替ができません。 両替してある通貨のショッピング利用の手数料は無料になり、この場合の利用が最もお得になります。 両替してある通貨のATM引き出しの場合、事務手数料1.76%は請求されまが、1回ごとのATM手数料216円は免除になります。
マネパカード
独自レートは、銀行やカードの基準レートより良レートです。
事前両替可能な通貨は5通貨(米ドル, ユーロ, 英ポンド, 豪ドル, 香港ドル)です。 円、5通貨以外の引き出しは米ドル口座から行われます。
米ドルから各通貨への両替はマスターカードのレートに、手数料3%がかります。
両替してある通貨のショッピング利用の手数料は無料になり、この場合の利用が最もお得になります。 両替してある通貨でも、ATM引き出しの場合所定のATM手数料がかかります。
キャッシュパスポート
なんと年齢制限なく持てるデビットカードです。
事前両替可能な通貨は日本円+8通貨(米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、シンガポールドル、香港ドル)。
日本円はチャージできますが、日本国内では利用できません。 レートはTravelexのもので、ソニー銀行やマネパよりは総じて見劣りするものです。 両替の際に手数料1%、ショッピング、ATMともに利用時に4%がかかってきます。ATM引き出しの場合、さらに所定のATM手数料がかかります。
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