インド ビザオンアライバル(アライバルビザ)取得方法・申請書の書き方【2020年版】

注意：2020年3月3日にCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の状況に関連し、インド外務省から以下のアナウンスが出ています。

通常ビザには就労ビザなどの長期滞在ビザも含まれます。長期滞在者のインド国外への出張・里帰りなどは計画的に行う必要がありそうです。
インド旅行のご予定のある方は、在東京インド大使館WEBサイトや公式Twitterなどの公的な情報源から情報収集し、デマには注意してください。
インド国外領事館・大使館でのビザ発給は継続中ではあるものの、状況は流動的であり、一時受付停止や発給までの日数が多くかかることも考えられます。必要性の高い方は、直接連絡してみてください。

インドのアライバルビザ（ビザオンアライバル、VOA）の取得方法を徹底解説【2020年版】

インドのアライバルビザ（ビザオンアライバル、VOA）は、指定の空港（デリー、ムンバイ、チェンナイ、コルカタ、バンガロール、ハイデラバードの6つの国際空港）に到着時に必要書類、申請料金を提出して手続きします。

60日以内の訪問の場合、最も手軽なインドビザです。この記事では、ビザオンアライバルの取得方法・申請書の書き方について説明します。

インドのeビザ（電子ビザ）と観光ビザ、ビザオンアライバルの比較と、どのビザを取るべきかについてはこちらをご覧ください。

注意：2019年3月の条件緩和に伴い、eビザは観光ビザ並みの内容になっています。

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【2020年3月最新・すべて解説】インドビザを取る方法（eビザ・アライバルビザ・観...

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インドのビザオンアライバル（アライバルビザ）取得に必要なもの

インドのビザオンアライバル（アライバルビザ）の申請手順

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“1”対象の空港行きの航空券を手配し、当日空港へ。

アライバルビザ（ビザオンアライバル、VOA）は日本、韓国のパスポート所持者に限られたシステムです。

日本発の便の場合は、アライバルビザについて航空会社職員が知っているはずなので、おそらくトラブルはありません。

しかし、第三国から出発する場合や経由便などの場合、カウンターの職員がアライバルビザを知らない場合もあり、ビザがないと搭乗できない、などと言われるケースもあります。大使館のスマホの画面を見せたり、プリントアウトを用意しておくといいでしょう。

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“2”申請書・入国カードに記入する

申請書はインド大使館WEBサイト、インド行きの飛行機内、到着後の空港で入手可能です。

入国カードはインド行きの飛行機内か、到着後の空港で入手可能です。

記事の後半で記入例を示します。パスポートに登録されている本籍地・到着・出国便の名前、宿泊するホテルの名前・住所・電話番号をメモしておくとスムーズです。

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“3”アライバルビザ（ビザオンアライバル、VOA）のカウンターへ

私の経験上、デリー、ムンバイ空港では「VISA ON ARRIVAL」カウンターは非常にわかりやすく表示されています。ただし、空港の改装や補修に伴い、カウンターの位置が変更になる場合があるので注意しましょう。

アライバルビザ（ビザオンアライバル、VOA）を取得できるのは限られた国だけなので、ここでも知識のない空港職員は「そんなビザはない」などと言い出すかもしれません。

ここでビザを取れないと強制送還なので、我慢強くお願いしてビザの申請場所にたどり着きましょう。

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“4”書類提出、支払い、生体認証情報の登録

ビザ発給担当官に必要書類を提出します。

申請書用紙に”SCRUNTINIZED”のスタンプが押されたら、ビザ申請料の支払いに進みます。

支払いはUSドル、日本円などの主要通貨、クレジットカードが利用可能です。

支払いが済んだら、イミグレーションカウンター(Immigration Counter)で生体認証情報の登録と支払い情報の認証・登録を行います。

パスポートにビザのスタンプが押され、入国カードが回収されたら、無事にインドに入国できます。

インドのビザオンアライバル（アライバルビザ）申請書類の記入例

アライバルビザの申請書類の記入例を作成しました。すべて英語、大文字、ブロック体で記入します。画像では記入場所を日本語で示し、その後日本語訳と例に続きます。1.〜13.の番号は表に書かれている番号になります。

• Date 申請日の日付→例：31/10/2019 （日/月/西暦）で書きます。
• Flight No 到着便の便名→例：JL749
• 1.Name of Applicant (in BLOCK Letters) 申請者の名前（ブロック体）→例：YAMADA TARO
• 1.Date of Birth (DD/MM/YY) 申請者の誕生日（日/月/西暦2桁）→例：25/08/00
• 2.Nationality 国籍→例：JAPANESE
• 2.Passpory no. パスポート番号→例： XL01234567
• 3.Father’s Name 父親の名前→例： YAMADA JIRO
• 3.Father’s Nationality父親の国籍→例： JAPANESE
• 4.Mother’s Name 母親の名前→例： YAMADA HANAKO
• 4.Mother’s Nationality 母親の国籍→例： JAPANESE
• 5.Marital Status SINGLE MARRIED 結婚の状況　チェックを入れる 未婚、既婚→例： MARRIED
• 6.Spouse Name 配偶者の名前→例： YAMADA MAYA
• 6.Spouse Nationality 配偶者の国籍→例： JAPANESE
• 7.Applicant’s Previous Nationality (if any) 申請者の以前の国籍（あれば）→例： NA
• 7.Whether holding other nationality/Dual nationality(specify) 他の国籍を保持しているか/二重国籍か(国名を記入）→例： NO
• 8.Whether applicant’s parents/grandparents are of Pakistan origin? 申請者の両親/祖父母でパキスタン出身者はいるか？(いる場合は名前を記入）→例： NO
• 9.Purpose of Visit 訪問の目的→例： TOURISM
• 9.Occupation 職業→例： WORKER(＝会社員　など)
• 10.Address in India インドの住所→例： THE TAJ MAHAL HOTEL, NEW DELHI, 1, MAN SINGH RD, SOUTH BLOCK, MAN SINGH ROAD AREA, NEW DELHI, DELHI(滞在するホテルの名前、住所を記入)
• 10.Permanent address abroad 日本の本籍地→例： 1–1NAKAKU MINATOMACHI, YOKOHAMA, JAPAN
• 11.E-mail Address メールアドレス→例： YAMADATARO@EXAMPLE.COM
• 11.Contact Nos インド国内・インド国外の連絡先→例：+91 11 6656 6162（ホテルの番号）, +81 90123345678(日本の携帯番号など、先頭に“+81”をつけ、0を省く）
• 12.References in India(Name and complete addresses with phone numbers)(Where ever applicable) インド滞在先の住所、電話番号→（10で書いたホテルの住所と、電話番号を再度書けばOK）
• 13.Date of Return/Onward journey 帰国/出国日→例： 21/11/2019
• 13.Flight No. 帰国/出国便名→例： TG332
• 13.Flight Destination 帰国/出国便の最終目的地→例： BANGKOK
• Place 申請している空港名→例： DELHI

• Date 申請日→例： 31/10/2019
• Signiture サイン

※以上の情報は、東京インド大使館のWEBサイトを参考にしています。