インド・プネーのOsho International Meditation Resortでコースに参加してみよう
Shantiです。プネーのOsho International Meditation Resortへのアクセスや宿泊先に関する記事を書きました。(写真禁止のため、リゾート内の写真はないので、私がART THERAPYグループ内のミニセッションで描いた絵の写真を載せています。)
今回は、リゾートで行われている瞑想プログラムや、その他のコースについてまとめてみたいと思います。全ての情報は公式サイトOsho.comに掲載されており、このエントリではそれを横断的にまとめていきます。私の経験から書いている部分については、リゾートの公式見解に代わるものではありませんので、どうかご了承ください。
このページの目次
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Osho International Meditation Resortで体験できる瞑想プログラム・コース・セッション
Osho International Meditation Resortでは、一日中瞑想プログラムが行われています。
この日々の瞑想プログラムは基本的にエントリースティッカーと呼ばれる入場料金だけで体験できます。エントリースティッカーの値段には変動があります。公式サイトで発表されます。
日々の瞑想プログラムに参加しているだけで十分お腹いっぱいという感じではありますが、実はこの瞑想の他に「コース」と呼ばれるグループ向けプログラム、「インディヴィジュアルセッション」と呼ばれる個人向けプログラムがあります。
Osho International Meditation Resortで体験できるコース・セッションの内容
「コース」と「セッション」については、リゾートの中でも、「Osho Multiversity」というセクションが担当しています。
公式サイトの下記のページでスケジュールや内容が確認できます(英語)。
リゾートの滞在の始め方について書いた記事でも触れましたが、初めての人は、初日はまず説明会を終えなくてはならないので、グループにいきなり参加することはできません。参加したいグループがある場合は2日前には到着してグループ開始1日前には説明会を終えておくことをおすすめします。
セッション、コース、どれを受けたらいいかわからない時は?
WEBサイト内に、自分の滞在予定から逆算して、参加できるプログラムを提案してくれる機能がありますので、まずはそれで確認してみましょう。ただし、初めてリゾートに行く方は、説明会に参加しなければならないことを忘れずに。
セッションもコースも、どれを受けたらいいのかわからない時は、Multiversityでカウンセリングしてくれます。これについては初回説明会に参加した際に教えてもらえます。
セッション、コースは基本は英語
セッション、コースは基本は英語です。通訳が必要な場合は申し込み時にお願いし、必要に応じて通訳料金を支払います。
セッション、コースを受けるなら「リビングインプログラム」がお得
セッション、コースの値段はシーズンごとに変動しますが、ほとんどの場合、「リビングインプログラム」の方がお得です。
「OSHO瞑想セラピー(OSHO Meditative Therapy)」とそれ以外のコースがある
コースは、
- Oshoの作った「瞑想セラピー」
- Osho以外の人がクリエイトしたコース
の大きく2種類に分かれます。
「OSHO瞑想セラピー(OSHO Meditative Therapy)」とは
「OSHO瞑想セラピー」は、マスターOSHOがデザインした瞑想プログラムで、ファシリテーターとともに1週間以上毎日決まったプログラムをこなすのが特徴です。ファシリテーターになるためのトレーニングも時々開催されています。
公式サイトで「OSHO Meditative Therapy」として掲載されているのは以下の瞑想です。リゾートではこれらの瞑想コースが一番頻繁に開催されています。
- OSHO Mystic Rose
- OSHO Born Again
- OSHO No-Mind
- OSHO Talking To Your BodyMind
「Mystic Rose」「Born Again」、「No Mind」については、OSHOの瞑想のガイドブックである「新瞑想法入門」に掲載されています。
「Talking To Your BodyMind」については、こちらの本でCDを使って体験できます。
私はこの「Talking To Your BodyMind」プログラムが結構好きで、日本語と英語でそれぞれ経験しています。CDもいいのですが、やっぱりファシリテーターの人にナビゲートしてもらう方が好きです。
「OSHO瞑想セラピー(OSHO Meditative Therapy)」以外のコース
その他のコースは、もう少し特定の内容に絞られると考えると良いでしょう。内容が参加者以外には明かされないもの、事前インタビューが必要なものも多くあります。インタビューの要/不要に関わらず、到着してから参加するまでにファシリテーターと話し合う機会を持つと良いと思います。以下に特に人気のあるグループをあげていきます。年に1回しか開催されないものも多いので、参加したい人はOsho.comをチェックしておきましょう。
Awareness Intensive「Who is in?」と「Satori」
禅のテクニックに基づくコースです。レジデンシャル=リゾートの中に宿泊するコースになります。4日間の「Who is in?」と8日間の「Satori」の2種類があります。コースはWho is in?だけ参加することもできますが、後半4日間に参加すると全部でSatoriというプロセスを完了したことになります。ただし、Who is inだけ開催される場合が多いようです。
OSHO Sammasati(生と死のグループ)
Oshoの秘書だった女性、マニーシャを中心に分かち合われるグループです。世界各地で行われていますが、リゾートでも毎年開催されています。リゾートではファシリテーショントレーニングも開催されています。
OSHO MEDITATIVE ART INTENSIVE(アートセラピーグループ)
日数は、2〜4日×4-5パート、全てのパートは別々に参加可能です。泊まりのグループではありません。日本人セラピスト・ミラ(橋本一枝)が長年シェアしていた人気のアートグループが元になっています。2017年にミラが事故で急逝した後、ミラからの信頼も厚かったインターナショナルなメンバーがシェアを続けています。私も参加経験がありますが、「絵を描く」というシンプルな行為を通じて驚くほど自分の深みに触れることになります。世界中から集まる参加者は、デザイナー、アーティストなど、クリエイティブなお仕事をしている人が多い印象でした。
リゾート以外でも「Mere Art foundation」がアートセラピープログラムを提供しています。
PATH OF LOVE
日数は1週間、ハイシーズンのみに行われるレジデンシャル(泊まり)グループです。リゾート以外でも世界各地で行われている人気のセラピーグループで、このグループを受けるためにリゾートに来る人も多くいます。内容は参加者にのみ明かされますが、グループで重要視されるのは「シェアリング」(自分の内面を自分の言葉で分かち合うこと)だそうです。参加にはインタビューが必要で、リゾートに初めて来る参加者は「グループの始まる5日前には到着することをおすすめします」ということです。
Family Constellation(家族の座)
日数は2〜7日で、ほとんどの場合泊まりはありません。年間を通じて開催されている人気グループです。家族の座については、下記の記事をどうぞ。
私も参加経験がありますが、リゾートだと、参加者が非常に国際的な顔ぶれになることも多く、日本でのグループとはまた違った経験になります。
Inner man Inner woman
内側の男性性・女性性という普段は無意識の中にある二面性を見ていくことを通じ、人生の葛藤やパターンを取り除き、人生を信頼していくことを主眼としたグループです。このワークについては、創始者サガプリヤのグループに参加した経験について記事を書いています。
日本でも受けられるコースもある
これらのコースは日本でも提供している方がおられ、たまにサニヤス・インフォメーション・ジャパン(日本のOsho関連の情報がまとめられたサイト)のメーリングリストで募集がかかることがあります。特に「Talking To Your BodyMind」はオンラインでも提供される場合があります。インドに行こうか迷っている方は日本で体験してみるのもいいかもしれません。
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