インド・プネーのOsho International Meditation Resortへ行ってみよう!
こんにちは、Shantiです。2004年から割と頻繁に渡印している私ですが、2011年以降はインド・プネー市のコレガオンパークというエリアにある「Osho International Meditation Resort」に滞在することが多くなっています。
過去の滞在についてはこちらで書いています。
というわけで随筆的な記事は書いているものの、具体的なことには言及してきませんでした。公式ホームページ、Osho.comでほとんどの情報が手に入ります。今回のエントリではその公式情報を横断的に参照しつつ、どうやって滞在を手配すると良いのか、私の経験も交えてまとめてみようと思います。
ただし、基本的に当記事の情報はあくまで個人の見解であり、リゾートの公式情報に代わるものではないことをご承知ください。滞在を希望される方は、公式ホームページもぜひじっくり読んでみてください。日本語ページも充実しています。
このページの目次
- 1 インド・プネーのOsho International Meditation Resortへ行ってみよう!
- 2 Osho International Meditation Resortってどんな場所?
- 3 Osho International Meditation Resortで行われていること
- 4 Osho International Meditation Resortへのアクセス(日本から)
- 5 Osho International Meditation Resortへの滞在の手配のコツ
- 6 Osho International Meditation Resortでの滞在、どうスタートする?
- 7 その他、Osho International Meditation Resortを楽しむために
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Osho International Meditation Resortってどんな場所?
Osho International Meditation Resortは1990年に世を去ったマスター”Osho”の瞑想を実践する場となっています。
質素な「瞑想アシュラム」とは一線を画す場所
1970年代から時代に合わせて変化しながら、この場所は常に人々をひきつけてきました。インド、瞑想というキーワードから期待される「スピリチュアルなパワースポット」という場所というよりも、「瞑想を実践する場所」でありながら「生を祝う場所」と言えるでしょう。
リゾートの中はインド人以外の外国人が多く集まり、すべての場所がきれいに掃除され、建物はモダンで、完全に従来のインドのスタンダードを超えています。質素な瞑想・ヨガアシュラムのイメージする人は期待を裏切られることになるでしょう。ちなみにお金もそれなりにかかります。予算については下記のリンクが詳しいです。
リゾート内は写真撮影禁止
私の撮影した写真を掲載したいところなんですが、このリゾートは写真撮影禁止なのです。冒頭及び記事サムネイルの写真は、リゾートの付近の道路です。プネーは都市部とはいえ、たまにらくだに出くわしたりします。こちらは2018年2月頃撮影した、リゾートのゲート付近で飼われていたワンちゃんです。
とはいえ、リゾート自体が何か秘密の場所であるわけではなく、公式サイト、及びgoogle mapでも内部の写真が公開されているので、それでイメージしてもらうのが一番分かりやすいかと思います。日本庭園風の池、美しい木に溢れていて、非常に美しい場所です。
Osho International Meditation Resortで行われていること
Osho International Meditation Resortで行われているのは大きく分けて次の5つのプログラムです。
- 一日中の瞑想プログラムと朝のクラス
- セレブレーション、パーティ、イベント
- 個人セッション
- 瞑想、セラピーグループ
- ワークアズメディテーション(ボランティアワーク)
1・2は通常、ゲートパス(入場券)に含まれています。3と4は別料金、5は希望者に開かれています。ボランティアワークは、基本的には、英語ができる人向けです。
Osho International Meditation Resortへのアクセス(日本から)
Osho International Meditation Resortは、プネーの中でもKoregaon Park(コレガオンパーク)と呼ばれる高級住宅地エリアにあります。
日本からOsho International Meditation Resortへのアクセスは、
- ムンバイ空港から長距離タクシー(3〜4時間程度)
- プネー空港→リクシャorタクシー(15分〜)
がオススメです。
ムンバイ空港から長距離タクシーに乗る場合
写真はムンバイ、チャトラパティ・シヴァージー国際空港です。プネー空港の方が楽そうですが、実はインド国内線の乗り換え時間が長かったり、ムンバイへの直行便+タクシーの方が安価だったりすることもあり、このルートの方が便利なこともあります。
インドにも現在ではハイウェイがあり、ムンバイープネー間はでこぼこ道をひたすら行くような道のりではありませんが、それでも長時間車に乗ることになるので、それなりに疲れます。また、交通渋滞も結構あります。長距離タクシーを利用する場合は、とにかく時間に余裕を持って行動しましょう。
タクシーは出発前に事前に手配しておくのが楽でしょう。Osho International Meditation Resortの公式旅行代理店がおすすめです。
こちらも読んでおくと便利です。
プネー空港からタクシーに乗る場合
プネー空港へはインド国内線の他、国際線も就航しています。就航路線についてはFlyteamで確認できます。
プネー空港から、コレガオンパークまでは、リクシャかタクシーに乗って15分程度です。空港内で手配できるプリペイドタクシーに乗るのが簡単です。UberやOLAという配車アプリも使えます。
その他の行き方
その他、ムンバイ・インド国内から電車でアクセスする方法があります。リゾートの公式情報を参考にしてください。
Osho International Meditation Resortへの滞在の手配のコツ
滞在の手配にはちょっとコツがあります。それは「まず宿泊場所を確保する」ということです。インド旅行のシーズンは10月〜3月と言われますが、リゾートもこのシーズンが盛り上がります。12/20〜1/10がピーク、その後も3月まで宿泊場所が確保しにくい状況が続きます。
その他、8月にモンスーンフェスティバルという期間があり、こちらはインド人に大人気。リゾート内は非常に混み合います。その他、状況により宿泊場所の確保が難しい時期があります。滞在を決めたらとにかくまず宿泊場所を確保しましょう。
おすすめは、Osho International Meditation Resortの中に宿泊するか、コレガオンパークというエリア内に宿泊することです。一旦リゾートでの活動に参加し始めると、意外と忙しいので、あまり遠くに滞在しない方がリラックスして楽しめます。
おすすめの宿泊先については、別記事でご紹介しています。
Osho International Meditation Resortでの滞在、どうスタートする?
さて、コレガオンパーク到着後、どうやってOsho International Meditation Resortでの滞在をスタートすれば良いのでしょうか?
リビングインプログラムを利用する人はオフィスの指示に従う
「リビングインプログラム」に参加する人、あるいはリゾート敷地内の「OSHO Guesthouse」を予約して宿泊する人は、リビングインオフィス、またはGuesthouseからの指示に従いましょう。
個人旅行の場合は、まず営業時間内にウェルカムセンターへ
個人で旅行を手配して、外部の宿泊施設からリゾートへ通う人は、まず営業時間内に「ウェルカムセンター」へ行くことをおすすめします。
初めて登録した人は、基本的に滞在中にウェルカムアワーという説明会に参加する必要があります。
オープン時朝一番にウェルカムセンターに必要書類(パスポート原本、インド留学中の人はその他にも必要書類あり)・必要な現金(クレジットカードは基本不可。ゲートパス、登録料、ローブ代金)を持って行けばその日のうちに説明会に参加できます。
その日のうちに参加したい瞑想・セラピーグループがある場合でも、この説明会をスキップして参加することは基本的にできないので、余裕を持って前日までに説明会を終えておくようにしましょう。
私のおすすめは、説明会に参加する日の、さらに前日、午後の営業時間あたりで一旦ウェルカムセンターに行っておくこと。午後は空いていることが多いので、待たずにカードを発行し、翌日からの手続きを先取りしておくことができます。
その後翌日ウェルカムセンターに行けば、すぐに説明会の待ち合わせ場所に案内してもらえます。また、説明会に日本語通訳が必要なら、それも前日にお願いしておくとスムーズです。(当日にお願いしても通訳が確保できないこともあります。)ウェルカムセンターは朝混みあうことがあるので、これができるとスタッフの皆さんもハッピーです。
また、この説明会は初回は必須ですが、それ以後「また説明会に参加したい」という場合もウェルカムセンター・インフォデスクで問い合わせてみてください。
マルーンローブとホワイトローブ
Osho International Meditation Resortでは、マルーンローブ、ホワイトローブと呼ばれる服を決まった時間に着ます。レンタルなどはないので、自分で用意する必要があります。といっても、リゾート内の売店で買えます。
ローブ一枚の値段は1000ルピー程度ですが、上着、靴下などの防寒グッズも必要になります(瞑想ホールは冷房が効いている上に床が大理石なので寒いです)。 また、ローブと一緒に着る服も、マルーン、純白で揃えることになっています。ローブ・上着・レギンス・靴下などをリゾート内の売店でフルセット買う、という時は、さらにお金がかかります。初回手続きの際は現金は多めに持っておくと良いでしょう。
このマルーンと白は、どちらも色合いや形にルールがあります。リゾートではしっかりとチェックされるので、わざわざ新しく買って現地で使えないと残念なことになります。手持ちの服で使えそうなものがあったら持参する程度にしておくのが無難です。
その他、Osho International Meditation Resortを楽しむために
以上、初めて滞在する人に必要な情報をざっくりまとめてみました。その他細かいことについて書いてみます。
困ったときはリゾートのスタッフにお願いしよう
リゾート内で分からないこと、通訳のお願い、質問などがあれば、リゾート内のインフォメーションデスクに行き、必要に応じてボランティアワーカーの人に依頼しましょう。(インフォメーションデスクですべて解決はできないけれど、リゾート内でどこに頼めばいいかは教えてくれます)。
リゾートに参加しよう
楽器の演奏ができる、歌が歌える人などはリゾートで頻繁に行われている音楽セッションに参加できるかもしれません。こちらもインフォデスクに問い合わせてみましょう。
また、基本的には英語のできる人向けですが、リゾートでボランティアワークをすることができます。ボランティアといっても、ある程度費用を払う必要がありますが、通常の滞在よりは格安になります。詳しくは下記のページに載っています。