【インドの治安】インドに15年通う私の犯罪対策を具体的にお話しします
「ぶっちゃけ、インドの治安って、悪いんでしょうか?」とよく聞かれます。
結論から言えば、紛争地域は存在しますが、凶悪犯罪は少なく、概して治安は悪くないんですよね。
でも、睡眠薬強盗・強姦・詐欺・窃盗・ぼったくりは結構あります。
- 外務省HPやちゃんとしたガイドブック(地球の歩き方)で前例を学習
- 「たびレジ」(長期の場合「在留届」)に登録
- 長距離移動時のホテル・タクシーは事前手配
- 保険に入る
このページの目次
インドの治安は悪いわけではない
世界の殺人事件発生率ランキング(参考データ)で、インドは83位/174カ国(日本は168位)であり、比較的下位に位置します。インドでは凶悪犯罪は少ないのです。
インドでの自衛策:犯罪の情報を予習しておく
どうやって自衛するか。事前に具体例を知ることです。最近の旅行者はスマホに頼りすぎていて、事前に情報を集めなさすぎです。
ノープラン・ノーリサーチかっこいいみたいな風潮さえ感じますが、初めてインド旅行する人はそれは絶対ダメです。
インスタのハッシュタグで地元情報を調べるのが定番、なんて人もいますが、それじゃネガティブ情報は入って来にくいです。
ちゃんとしたガイドブックを読むのも大事。その国のルールや治安についてはよくまとまっています。
私のオススメはベタですが地球の歩き方。Kindleもあります。
D28 地球の歩き方 インド 2018~2019 (地球の歩き方 D 28)
インドの治安と犯罪パターン
インドの治安、犯罪、安全情報は、このページの資料を読んでおけばバッチリ。せめて安全基礎データだけでも。
参考 外務省海外安全ホームページ:インド 安全対策基礎データ
置き引き・スリ
水などをかけられたり、「物を落とした」などという人が現れて、拭いたり探すのを手伝っているスキに、物を盗まれます。知らない人は何があっても無視しましょう。
ATM詐欺
スキミングやATMのトラブルもあります。こちらは私が遭遇したATMトラブルです。
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インド旅行トラブル!ATMからお金が出てこなかったのに請求が…その顛末と対処方法 Shanti Shantiです。2011年からほぼ毎年インドの地を踏んでいる私。インドというワードから数々のトラブルを ...
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両替のごまかし
両替商は目の前でお札を数えてくれますが、必ずその人の目の前で数え直しましょう。
お札の数をマジックのようにごまかしてくる人がいます。
睡眠薬強盗・強姦
睡眠薬入りの飲み物を飲まされ、昏倒している間に持ち物を奪われる・レイプされる。旅行者同士でも少数ながら発生してます。
自分が封を切っていないものは飲まない、飲み物を放置して席は立たない、人からもらったものは飲まない・食べないことですね。
スリ、ひったくり
ひったくられるもの、意外に多いのがスマホ。最新のiPhoneなど、お高いスマホは、札束持って歩いてるようなものです。
ハッキングなどのハイテク犯罪
私は2018年1月にインド滞在中、クレジットカードの不正使用が発覚しました。パスワードの使い回しはしていないし、付近に滞在していた友人にも似たようなことがあったので、ハッキングを疑っています。私は必要に応じてセキュリティを強化できる、セカイVPNを使ってます。
ぼったくり旅行代理店、詐欺
無理やり旅行代理店に連れて行かれ、法外な金額のツアーを契約させられるぼったくりも何十年と後を絶ちません。クレジットカード支払いができなかった振りをして何度も決済させられ、限度額いっぱいに引き出されることも。
昔は単に持っている有り金を全部やられる人が多かったんですが、今はもっとひどいですね。
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SIMやポータブルWifiで到着初日のネット接続を確保しておくのも良いですよ。
インドの治安状況がわかる外務省HP・たびレジ・オンライン在留届を活用しよう
日本の外務省は、安全情報の概要以外にも、紛争・感染症・治安・犯罪・災害について最新情報を集めて発表していますので、渡航する前に必ずチェックしましょう。
参考 インド 危険・スポット・広域情報外務省からの安全情報を日本語で受信できるシステム「たびレジ」への登録もオススメです(3ヶ月以上の渡航はオンライン在留届)。
参考 たびレジ出発前から旅先の安全情報を入手でき、旅行中も最新情報を受信、万が一現地で事件・事故に巻き込まれても素早く支援を受けられます。
いざという時は保険
旅行保険は、盗難にも対応できます。
年会費無料で入れるクレジットカードに付いている保険ならタダです。キャッシュレス診療も受けられる(携行品損害:最高20万円)エポスカード、ホテル予約サイトのプレミア会員になれるBooking.comカード(携行品損害:最高20万円)などがあります。
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出発後に加入できる保険ってあまりないのですが、「ワールドノマド保険(英語サイト)」ならできます。比較的安価な掛け金でおすすめです。
まとめ:備えあれば憂いなし!学習&保険でインド旅行に備えよう!
まとめ
- 私たちは治安のいい日本に住んでいるので、犯罪について学習する必要がある。その上で保険でバックアップするべき。
- 外務省HPやを活用し、「たびレジ」「在留届」に登録しよう
- ちゃんとしたガイドブック(地球の歩き方など)で情報収集しよう
- オプショナルツアー、ホテルは日本から手配しておこう
- Wifiで到着後すぐのネット接続環境を保っておこう
- 保険は年会費無料のクレジットカード付帯のエポスカードやホテルが安くなるBooking.comカードならタダ。出発後は「ワールドノマド保険(英語サイト)」がオススメ